IFメソッド
【演劇✖️非認知能力】
子どもたちには、これからの時代を生きるのに必要な力を身に付けてほしい。
そう願ってはいるけれど、その力とは
どんな力なのでしょう?
わたし達が大切に育みたい力、それは、想像力、
共感力、表現力、共感力などの非認知能力です。
私たちは演劇の核心にある
「感じる(=想像)」
「伝える(=表現)」
「分かち合う(=共有)」
という3つのエッセンスを学びへと昇華させ、
IFメソッドで育まれる7つの生きる力の出発点としています。

欧米のプロの俳優が実際に稽古場で実践しているシアターゲームや、欧米の学校で実施されている演劇教育の手法をベースに、
舞台芸歴22年の女優・大和田美帆とアメリカで演劇教育を学んだ演出家・大谷賢治郎がそれぞれの経験と知見を合わせてオリジナルで開発した
【IFメソッド】を用いて
正解のない表現を楽しむことで、
・間違いを恐れずに挑戦できる心
・自由に柔軟に受信・発信できる心
・否定のない環境から生まれる自己肯定感と安心感
・一人一人が個性をもった唯一無二の存在であるという自信
を育み、非認知能力=「未来を生きる力」を身に付けます。
子どもたちの表現から刺激・影響を受け、子どもたちの豊かな心を育てる大人自身の心と身体も同時に磨かれます。一方的に大人が与えるのではなく、お互いに知性と感性を磨きあうことのできるワークショップです。
【演劇教育とは?】
お芝居の技法を取り入れながら、自分を表現し、
他者と向き合い、物語を理解しながら様々な感情や視点を探求し身に付ける教育手法です。
演劇教育がもたらす子どもたちへの影響は、発達心理学や社会学の分野でも実証され、世界的にも注目を集め始めています。実際に、欧米では「演劇(drama)」の授業がカリキュラムとして組まれている学校も少なくありません。
「演劇」は英語ではPLAYと言います。
私たちは演劇は難しく遠い存在ではなく誰もが1度は経験したことのある、
「想像力あそび」の一種だと考えています。
想像力を使って、ないものをまるであるかのように演じたり
自分以外になって遊んだ経験はありませんか?
実は子どもの頃に
ほとんどのこどもが経験しているんです。
それは「ごっこ遊び」
ごっこ遊びを意識的に、そしてお客さんに向けてやるのが「演劇」なのです。また、ごっこ遊びの経験がない人も、大人になって社会で生きていく上で
「疲れてるけど笑顔で挨拶」したり、「不安だけど大丈夫なふり」をしたことはありませんか?
人はみんな自分ではない自分を演じながら生きているのです。
演劇はなんだか敷居が高く堅く感じる方もいるかもしれませんが実は日常の中に存在しているのです。
「演劇」を通じて、台本を読む読解力、物語を具現化する想像力や創造力、自分ではない誰かの気持ちを想像する共感力、それを身体で表現する身体能力、そして観客に伝える表現力など、社会で生きていくうえで大切にしたいライフスキルを総合的に育むことができると考えられています。
日本でも演劇教育に興味を持つ学校が少しずつ増えてきました。AIと共存していく未来、いつか人間にしかできない、「表現」を学ぶことが当たり前な時代が来るのではないかと想像しています。